現代は生活が多様化し、24時間営業のお店で深夜勤務があったり、機械のメンテナンスなどで夜遅くまで働いたり、夜間でも道路工事を行っていたりと規則正しい生活や十分な睡眠をとれない人もたくさんいます。しかし、この睡眠不足が薄毛にも悪影響を与えているということを忘れてはいけません。どうして睡眠不足が薄毛に影響を与えるのかを説明しましょう。

髪は睡眠中に成長する

十分な睡眠をとる人間の体は毎日髪だけでなく爪や肌などを形成しています。これらの形成には成長ホルモンが深く関わっています。成長ホルモンはアミノ酸の吸収率を高め、タンパク質の合成を促します。毛髪はほとんどがタンパク質でできていますから、成長ホルモンの作用を受けやすいのです。つまり、成長ホルモンがたくさん分泌されれば薄毛になりにくいということになります。

この成長ホルモンが分泌されるのは、多くは睡眠中になるのです。睡眠中には副交感神経が優位になり、その間に体の疲れを修復し、成長ホルモンを分泌します。つまり、睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌が十分ではなくなるため薄毛の原因となるのです。ですから、薄毛が気になる人は十分な睡眠をとるようにしましょう。また、睡眠の時間も成長ホルモンの分泌に影響を与えます。最も成長ホルモンが分泌される時間帯は、午後10時から午前2時の間です。できればその時間帯に睡眠をとるようにしましょう。

自然な睡眠を心がけよう

寝ている間に成長ホルモンが分泌されるなら、たくさん眠ればいいんだ、と思う人もいるかもしれませんが、これは半分間違いです。人間の体にはリズムがあります。先ほど述べた、成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯もそのリズムに合わせてそうなっているのです。人間の体は本来暗くなると眠って、明るくなると起きるようにプログラムされています。季節にもよりますが、夜8~9時ごろに寝て、朝5~6時ごろに起きるのが体にとって心地よいリズムなのです。そして、毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起きると体内時計も狂わないので快調に過ごすことができます。もう今ではそんな生活は考えられないかもしれませんが、人間が夜型のライフスタイルになったのはつい最近のことなのです。だから、ただ単に6~8時間程度眠ればいいというものではありません。もちろん、睡眠不足の状態でいるよりは、多少本来のリズムと違ってでも多い時間眠った方がましですが、出来るなら人間本来のリズムに近づけた方が、体が健康になります。体が健康になると毛髪にもいい影響を与えますから、午後9時に寝るのは無理でも出来るだけ早く寝るようにしましょう。


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