人工毛植毛は自毛植毛に比べて施術時間も短く、費用も安く済む薄毛治療法です。そのためとても理想的な薄毛対策に思えるかもしれませんが、その治療法にはデメリットもあります。しっかり理解しておきましょう。

自毛植毛よりも短時間でできる

人工毛植毛人工毛植毛は合成繊維で人工的に作った毛髪を頭皮に植え込む薄毛治療法で、麻酔をかけて注射針のような専用器具で人工毛を植えこんでいくだけなので、自分の髪の毛を毛根から切り取る自毛植毛よりも簡単で時間も短くできます。自毛植毛の手術は半日以上かかることもありますが、人工毛植毛は本数によっては数時間で終わります。昔は人工毛の質が低く、移植の技術も進んでいなかったため問題も多く、アメリカでは人工毛植毛は禁止されています。しかし現在では技術が進み、体になじみやすい人工毛が開発されています。自分の毛を移植するのではないため、元々の毛が少なくても好きなだけ毛髪を植えることができ、仕上がりも自然です。

人工毛植毛のデメリット

人工毛植毛は薄毛に悩む人を救ってくれる理想的な方法に思えるかもしれません。しかし、この方法にもデメリットがあります。それもかなり大きなデメリットですから、しっかり理解しておきましょう。

副作用がある

人工毛は、いくら本当の毛に近い精度で作られていても体にとっては異物でしかありません。言ってみれば病原菌のようなものです。そのため、体は人工毛を体外に追い出そうとしてしまうので抜けやすいという特徴があります。しかし、簡単に抜けてしまっては植毛の意味がないので、手術の時には抜けないように頭皮の深いところまで毛を差し込みます。そうすると、簡単に抜けない切れ毛が皮膚の中に入り込んで加納や炎症を起こしてしまう可能性があります。ひどくなると頭皮全体が化膿したり感染症にかかったりしてしまい、元々あった毛まで抜けてしまうことになりかねません。アメリカで人工毛植毛が禁止されているのはこのためです。

技術が進んでいるとは言え、まだ危険性はなくなってはいません。実際に人工毛植毛を行った人の多くが副作用のために植毛した人工毛を抜き、自毛植毛をやり直しています。そのため、皮膚科学会では「行わないよう勧められる」という評価をされているのです。

何度も植毛しなければならない

人工毛は本当の髪の毛ではないので毛が伸びることはありませんし、頭皮に生着することもありません。そのため、定期的に植毛を続けなくてはいけません。人工毛植毛にかかる費用は、植える髪の毛一本につき200円から400円と自毛植毛に比べてリーズナブルに思えますが、人工毛は半年ぐらいが寿命と言われていますから、その都度植毛の費用がかかります。一本200円としても2,000本の植毛をすると40万円です。半年に一回施術をするとなると、一年間で80万円、これを毎年続けなくてはいけないのです。おまけに副作用の心配もあるのですから、人工毛植毛はあまりお勧めできない植毛法なのです。


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