美容やアンチエイジングに効果的ということで注目されているプラセンタですが、薄毛にも効果的だということをご存知でしょうか。プラセンタがなぜ薄毛に効くのか調べてみましょう。

プラセンタとは

美容に関心の高い人の間ではプラセンタはある程度知られているものですが、まだご存知ない方も多いと思います。プラセンタとは胎盤のことです。例えば、人間の胎盤は小さな本の1個の受精卵をたった10ヶ月で一人の人間へと育てるという驚くべき働きをします。この間、胎盤は胎児に酸素や栄養分を与える他、器官がまだ発達していない胎児の代わりに肝臓や腎臓、肺などの役目を担うなど多くの働きをしています。つまり、胎児が成長するためのタンパク質の合成やホルモン分泌、有害物質の解毒や排泄といった働きを全て胎盤が行っているのです。

プラセンタにはたんぱく質、脂質、糖質といった3大栄養素の他、ビタミンやミネラル、酵素、核酸、成長因子などの栄養素が含まれており、古代中国では強壮・強精に効果がある漢方薬として用いられていましたし、西洋ではクレオパトラやマリー・アントワネットなども美容のために使用していたと言われています。プラセンタには免疫力の向上や新陳代謝の活性化、保湿作用、美白効果、肝臓の強化、細胞の活性化、活性酸素の除去、血流の向上などの効果があります。

ヒト由来のプラセンタは認可された製薬メーカーだけが作ることが許されており、その使用や処方は医療機関でのみ行うことが可能です。美容のためのサプリメントなどには牛や豚、ヒツジなどから取った動物性のプラセンタや大豆、ライムギなどの胚芽から取った植物性のプラセンタが使われています。

プラセンタが薄毛に効く理由

プラセンタ薄毛の原因として、男性ホルモンが過剰に分泌されることで薄毛の原因となる物質が生成されるということが科学的にも証明されています。プラセンタにはホルモンバランスを整える働きがあるので、AGAによる薄毛の進行を遅らせることができます。

また、プラセンタには細胞分裂を適切にコントロールする成分が含まれています。これを成長因子と言いますが、これが毛母細胞の細胞分裂を促し、毛髪の成長を助けてくれます。また、細胞分裂を促すことで新陳代謝が高まり、頭皮のダメージを回復したり、免疫力を高めて頭皮のフケやかゆみの原因となる細菌の繁殖を抑える効果もあります。

プラセンタは保水力も高いので、頭皮の乾燥を防ぎフケが出にくくなります。フケは毛穴を防いで毛髪が生えてくることを阻害しますから、プラセンタの保水力が薄毛に効果的なのです。

さらに、プラセンタにはアミノ酸も豊富に含まれています。アミノ酸は髪の毛を作る重要な要素なのでプラセンタを体内に取り入れると毛髪の栄養不足も解消されます。

プラセンタ治療について

薄毛改善のプラセンタ治療は、ヒト由来のプラセンタを注射することで行われます。一部の医療機関で取り扱っていますから、探してみてはいかがでしょうか。

プラセンタ治療の方法

プラセンタ治療の方法には頭皮に直接注入する方法と筋肉注射や皮下注射による方法の二種類があります。頭皮に直接注入する方法では毛母細胞の細胞分裂の活性化や頭皮の血流の向上などで薄毛の改善を行います。筋肉注射や皮下注射ではホルモンバランスを整えて頭皮や毛根を健康に導きます。頭皮に直接注入する方が効果は早く現れます。プラセンタ注射は始めの一か月は週2回、その後は週1回行うのが一般的で、一回の注射は2,000円ぐらいだそうですが、健康保険の適用がありませんのであらかじめ料金を確認しておきましょう。

プラセンタ治療のメリット・デメリット

プラセンタ治療は成分の吸収が早いため即効性があり、2~3回の治療で効果を実感する人もいるそうです。また、プロペシアを使うことができない女性にも効果がある点もメリットになります。デメリットとしては、感染症の可能性が100%無いとは言い切れない点です。そのため、厚生労働省は2006年にプラセンタ注射を受けた人は献血をしてはならないという通達を出しています。ただ、実際に感染症にかかったという報告は今のところありません。


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