当然のことですが、髪が生えてこないと薄毛になってしまいます。自分の髪が生えてくる仕組みを知ることも大切なことです。髪の毛が生えてくる仕組みを知り、なぜその仕組みが上手く働かないのかを考えることで薄毛の治療を行うことができるのです。

毛乳頭と毛母細胞の働きで髪が生える

髪の生えるしくみ髪の毛が生えてくるメカニズムには毛母細胞と毛乳頭が深くかかわってきます。髪の毛は毛穴から生えてきます。その毛穴の底の小さく盛り上がった突起状の組織が毛乳頭で、それを包み込むように毛母細胞が存在します。毛乳頭は血液から栄養を受け取り、それを毛母細胞に供給します。毛母細胞は受け取った栄養を基に細胞分裂を行い、毛髪を作ります。細胞分裂を頻繁に繰り返すことによって毛髪が上に押し上げられ毛穴から伸びていき、だんだん角質化していくことで私たちの髪の毛になるのです。

ですから、毛乳頭に栄養が届かないと毛母細胞が分裂を開始しないので髪の毛が生えてこなくなります。毛乳頭に栄養を届けるためには血行を良くする必要があるのです。もちろん栄養をきちんと摂取することも大切です。また、ジヒドロテストステロンなどによって毛髪の成長を阻害されることも薄毛の原因となります。

健康な髪を生やすには

髪の毛は3つの層に分かれていて、中心がメデュラ(髄質)、その外側がコルテックス(皮質)、一番外側がキューティクル(毛小皮)です。メデュラは髪の中心にある組織ですが、細い髪には存在しないこともあります。コルテックスは髪の内部を形作っていて髪の90%を占めます。よく耳にするキューティクルは髪の表面にあって保護膜のような役割を果たします。これらの主成分はケラチンというタンパク質で、全体のおよそ90%がケラチンでできています。

このため、タンパク質が不足すると毛髪を作る材料がなくなってしまいます。ですから、過度のダイエットや偏食を続けているとタンパク質が不足して髪のダメージや抜け毛に悩まされることになります。髪の毛には一日に体重1kg あたり1~1.4gのたんぱく質が必要になります。肉や魚、卵、大豆製品、牛乳などからしっかりタンパク質を摂取しましょう。他にも亜鉛や銅、ビタミンB群、パントテン酸、亜鉛の吸収を高めるクエン酸やビタミンCなどが髪の健康に役立ちます。

髪の毛が生えなくなる時

毛髪は、成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り返しています。これを毛周期と言います。成長期に伸びた髪の毛は退行期に徐々に収縮していき、休止期に入ると抜け落ちてしまいます。そして次の成長期でまた新しい髪の毛を生やすのです。薄毛の人はこの成長期が短いために髪が十分成長しないので、髪が細かったり短かったりするのです。そして、毛母細胞はこの毛周期を何回か繰り返すと働きを止めてしまいます。そうなるとその毛母細胞からは毛は生えてこなくなります。薄毛の人は毛周期が短いため、毛母細胞が働きを止める時期も早くなってしまうのです。


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